脱ステロイドを始めるに当たって
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このブログはなまずの個人的な体験に基づいて書いています。
薬を服用している方や医療機関にかかっている方は、必ず医師に相談してください。
治療に関しては自己責任となりますので、ご注意ください。
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アトピー を根治させるには、身体の内側と外側からのアプローチが必要です。
◯内側というのは
・食事
・薬
などを用いて内臓を元気にさせていくこと。
◯外側
・スキンケア
・化粧品の見直し
・骨格の矯正
・運動
などです。
人によって重要なところは変わってくると思うので、どこが必要なのか考えながら取り組んでもらえればと思います。
ステロイドをやめても、薬で抑えていたものが爆発するだけですから、人によっては生活が送れないくらいの苦しみが待っています。
私は中学3年生のとき、部活を引退したタイミングで母親に半ば強制的にいきなり脱ステロイドをさせられました。
顔は真っ赤に腫れ上がり、黄色いジュクジュクの体液がたくさんでました。
私は顔、頭皮、首など身体の上の部分に特に出ていたので、それはそれは見苦しい状態だし、隠しようもありませんでした。
結局、高校入学のタイミングでまた少し使いはじめ、そのあとはプロトピックも少し使っていました。
まずは内側の問題を考える。
そして、内側の問題が解決されていけば、脱ステロイドをしたときの反応もかなりマシになります。
まずは身体の内面の問題と向き合ってみましょう。
ステロイドってなあに?
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このブログはなまずの個人的な体験に基づいて書いたものです。
薬を服用している方や医療機関にかかっている方は、必ず医師に相談してください。
治療に関しては自己責任となりますので、ご注意ください。
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そもそもステロイドとは何でしょうか。
ステロイドとは、副腎(腎臓の上にある小さな臓器で、様々なホルモン分泌を担っています)から作られるホルモンの一つです。
副腎皮質ホルモンの一つですから、アトピーの薬にも
「副腎皮質ホルモン薬」などと書かれていると思います。
このホルモンは、体の炎症を抑えたり、免疫力を抑えたりする働きがあります。
内服する場合では、ネフローゼなどの腎臓の疾患やリウマチなどに用いられることがあります。
アトピーでは主に塗り薬として処方され、使用することになります。
アトピーで塗り薬として使用されるのは、直接患部に塗ることで効果高い、ということで内服よりは外用薬として処方されることが一般的ではないでしょうか。
しかし皮膚に塗ったそこだけに効果があるのではくなく、必ず皮膚から毛細血管を通って体内へ吸収されます。
内服と比べればそれは微量ですが、吸収はされます。
ステロイドを使ったことがある方は経験としてわかるのではないでしょうか。
例えば、顔に薬を塗ったら首のアトピーも良くなっているなど。
つまり、塗り薬とはいっても体内を巡ることになります。
この辺り、病院の先生は否定する方もいますが…私は自分の経験として、塗っていない場所も良くなったのでわかります!
アトピーはこのようにして、とりあえず皮膚をきれいに、そしてひどいかゆみがじゅくじゅくをやわらげるために処方されるのです。
脱ステロイドの必要性
アトピー治療に当たって「脱ステ」という言葉は必ず聞く言葉であり、
大きな壁だと思います。
脱ステは必要かと言われると、それは絶対に必要です。
ステロイドはアトピーを根治させるものではなく、使い続けているとどんどん効かなくなり、対処のしようがなくなるからです。
最強のステロイドを使ってもアトピーの症状が収まらなくなってしまいます。
一時的な使用は必要なときもありますが、長期的な使用は危険です。
あとは、個人的な使用感で脱ステしたいと思う理由があります。
①皮膚が薄くなる。
昔は毛細血管がもっと出ていました。皮膚が薄くなるとどうなるかというと、日焼けしやすいんですよね。学校のプールの授業で真っ先に焼けていました。アトピーだと塗れる日焼け止めもなかったですし。今はいろんな商品が出てきてくれたおかげで、選択肢もあるんですけどね!
②毛穴が詰まる。
これはステロイドそのものというよりも、溶剤のワセリンの影響なんですけど、小学生の時点で毛穴黒ずんでいました。いまだに、そのころが原因と思われる角栓のようなものがポロポロととれます。ワセリンにも良いところがあって、低刺激かつ皮膚に蓋をしてバリアをしてくれるので、外敵から守るイメージで皮膚を守る作用が他の油分に比べると強いのです。ただ、やはり蓋をしてしまうので、毛穴は詰まります。
アトピーを根治させる=脱ステと考えておいてください。
ですが…
今ステロイド薬を使っている方、脱ステをすると心に決めた方…
一つ忘れないでほしいのは、薬は決して悪ではないということ。
だから、その薬を使ったあなたも悪ではないということ。
この世に存在するものは、全て必要だからあるのです。
ステロイドを使って後悔しているかたもいるかもしれません。
かつてのわたしもそうでした。
でも、その時には必要だと判断したのです。
薬はどんなものでも使いようです。
だからこれから考えていけばいいのです。
薬を使うあなたを責めないで。
これから、を考えれば道は拓けますから。
わたしの病歴
わたしがアトピーになったのは5歳くらいのときで、アラサーの今までずっと付き合ってきました。
それ以外にも色々と身体を壊しました。
①摂食障害 小6くらい〜
拒食症、過食症とは違います。今でこそ割と知られるようになりましが、むちゃ食い障害というものです。
過食症とどう違うかというと、過食症は下剤を使用したり、嘔吐をしたりして代償行為を行うのに対し、そのような行動を伴わないということです。
ただひたすらに、苦しくても、気持ち悪くてもどんどん食べ続けてしまいます。
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②慢性疲労症候群 大1〜
とにかく疲れて疲れて仕方がない、そんな症状です。
こちらも最近知られるようになりました。
普通の疲れ方ではないんです。座っている姿勢さえも疲れてしまって、寝たきり状態のこともありました。自分で病名なんてわかりませんでしたから、自分の根性や気合が足りないのか、だらしないだけなのかと悩み苦しみました。
こんな自分が恥ずかしくて、誰にも言えずに隠していました。
もういっそのこと、身体的に寝たきりになってしまったほうが楽なのではないかと思ってしまうほど追い詰められました。
今、普通に働けること、生活が送れることが本当幸せです。
③副腎疲労症候群 大1〜
症状としては、慢性疲労症候群と同じと考えていただければと思います。
とにかく甘いものを欲する、身体が重い、冷える、頭が働かないなど。
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④双極性障害 23歳
いわゆる、躁鬱病です。
はっきりと診断を受けたかったわけではないので、その可能性が高いというだけですが。
そして精神科へ行って診断を受けたのがこの時、というだけで思い当たる症状は中1ごろからありました。
気持ちの高低差が激しくて自分でもついていけない感じでした。
自分で自分がコントロールできていない感じですね…。
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⑤リーキーガット症候群 24歳〜
こちらは診断を受けたわけではありません。
自分の身体のことを調べていくうちに辿りついた答えです。アトピーの原因がこれの方、かなり多いと思います。
腸管に穴が空き、そこから異物が血液に漏れている状態です。
腸粘膜がボロボロということです。
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診断を受けたり、自分で思い当たった症状は以上です。
全てアトピーと関係していたと思います。
今もまだかなり気をつけて生活しているのですが、これらがわたしの生活を蝕むことはもうなくなりました。
今、これらの症状で苦しんでいる方も多いと思いますからこれから書いていこうと思います。
はじめまして
なまずと申します!
アラサー会社員、一人暮らし。
アトピーは幼稚園の頃からで、病院で十分な説明をされないままステロイド漬けになり、毒親育ちのストレスからアトピーだけでなく心も体もボロボロになりました。
毒親育ちについてはまた詳しく書こうと思いますが、ストレスって本当に恐ろしいんですよね。体を蝕みますから…
そんなわけで、アトピーは良くなるどころか悪化していきました。体が弱っていましたから。親に理解もないので、自分なりに治療法を模索し、バイト代でどうにか治療のためのお金を捻出しました。
今は、自分のなりに体の状態を知り、どうにかまともな生活を送ることができています。
なんだか少しシリアスに感じてしまったかもしれませんが、今は人一倍どころか三倍くらい笑って暮らしています。周りから、ものすごい明るい性格だと思われていることがうれしいです。元は明るい性格ですが、アトピーや家庭環境、体調不良のせいで笑顔がない時代も長かったものですから…
毎日笑顔でいられるかどうかって、すごく大事なんですよね。
ちなみに、今も様々なものに力を借りて、もう少しアトピーやその他をもう少し良くしていきたいと思ってはいるのですが、いわゆる薬、ステロイドやプロトピックといったものは使っていません!
私の中で目標の一つに、 「薬に頼らないで生きていきたい」といものがあったので、ひとまずは目標達成だと思っています。
どのようにして治療していったのか、私なりの方法を書いていこうと思います。また、良い状態を保つために暮らしの中で気を付けていることなど、参考になれば幸いです。
どうぞよろしくお願いします!